冷え性対策8→栄養改善


食べ物で冷え性対策を行う方法もありますが、なかなか忙しい毎日で決まった食材を摂取するのは難しいかもしれません。

そんな時は、特定の栄養素をサプリメントで補いましょう。

冷え性改善には、ビタミンと鉄分が効果的です。

ビタミン

ビタミンB1

糖質をもやし体を動かすエネルギーを生み、体の熱を効果的に生み出します。

  • 豚肉
  • マグロ
  • ゴマ
  • ホウレンソウ
  • レバー
  • イワシ
  • 焼き海苔

などに含まれています。

にんにくやニラなどに含まれているアリシンという成分が、ビタミンB1の吸収を助けます。

ビタミンE

また、血行を良くするための毛細血管を広げ、体を温める効果があります。

冷え性だけでなく、肩こり、更年期障害、成人病予防にも使用されていて、幅広く体を調整する役に立っています。

  • イワシ
  • カボチャ
  • ホウレンソウ
  • たらこ

などに含まれています。

油とともに摂取すると吸収率がいい特徴があります。

鉄分

鉄分は体内の温度が下がることを防ぎます。
また、血液中のヘモグロビンに鉄分が含まれているために、貧血や体力不足を解消する働きを持っています。
女性に貧血が多いのは、月経などによる生理現象のため、鉄分が不足するからです。
鉄分が不足すると酸素を運ぶ力がなくなり、体力不足、冷え性の原因になります。

  • レバー
  • イワシ
  • ホウレンソウ
  • 牡蠣
  • 海苔
  • 豆腐

などに含まれています。
お茶や紅茶は鉄の吸収を妨げる効果があるので、食事の際には気を付けましょう。